たまたま、この３月、４月に２社連続で、現預金がマイナスの決算書の財務診断を行いました。そもそも、現預金がマイナスなんてありえないのですが、税務計算しか頭にない税理士が担当している会社では、平気でこういう決算書を作られてしまうので、そのような会社は非常に不幸だと思います。もちろん、このままで産業廃棄物収集運搬の診断をしても、「経理的基礎」があるとは言えないです。
現預金がマイナスになるパターンは、経験上大きく２つあります。いずれにしても、診断を行う場合は、正しい貸借対照表に作成し直すところからスタートします。その上で、財務診断を行ういます。まあ、１５年もこの仕事やっていればそれくらいのノウハウはたまります。もし、そういう決算書をお持ちの会社は、弊社にご相談ください。再作成から承ります。そして、次回からは、きちんと税理士さんに伝えていただくことになります。