超、債務超過の企業さんの診断依頼が来ました。設立5年目で、売上はほぼ０。費用はそれなりにあるので完全な債務超過会社です。他の中小企業診断士に頼んだところ、断られたとのこと。まあ、そうでしょうね。

でも、断るにしてもしっかり話を聞いてあげてほしいものです。その会社をA社とするとなんでも、他にもう一社Ｂ社があって、わけあってその会社からＡ社に事業の中心を移転するので、産業廃棄物収集運搬の許認可を取りたいとのこと。Ａ社は今まで、ほとんど営業活動行っておらず、必要最低限の売上をＢ社から、回していたとのことでした。移転のタイミングを待っていたのです。

ということは、いまのＢ社の経営成績がＡ社の今後の成績になるのですから、いまＡ社が、超、債務超過であっても関係ないじゃないですか。これからの姿をしっかり描いてあげれば。事業計画で5年後に債務超過が解消されるなら。私は、そう思ってこの会社の診断書引き受けましたよ。多分、大丈夫です。

もし、他で断られたとしても、わたしのところ来てください。私は、決算書だけ見て判断しません。じっくりお話を聴きます。